インプットの習慣を作る

2025年4月18日

もっと本を読みたいとか、デザインの勉強をしたいとか、大人になってからもやりたいことはたくさん出てくるのですが、しばらく勉強をしても、なかなか何かが身についたといえるほどの成果が出るには至らず、いつしかまたやらなくなってしまうということを繰り返していました。

しかし、もともと「いろいろな本を読みたい」という思いから、本を同時並行で読むことで実践しはじめた自分なりのルール(同時多読のすすめに書きました)を他の様々なインプットにも当てはめることで、毎日ちょっとずつ色々なインプットを続けることができるようになり、「継続は力なり」とはいいますが 積み重ねで少しずつですが色々なものが身につくようになってきたと思います。

仕事の日もお休みの日も、出張や旅行があっても、2年ほど前から毎日欠かさず続けることができているので、インプットの習慣を作るという方法としては良いのではないかと思っています。私のインプット方法をお話したいと思います。

やり方

やり方はとてもシンプルです。

  • 毎日1分でいいからやる。
  • やむを得ず1日できないのはOK。でも2日連続でやらないのは絶対だめ。
  • できるだけ朝一番にやる。
  • 記録をつける。

毎日1分でいいからやる

毎日続けられるようにハードルを落とせるだけ落とし、1分でもやればOKにします。10個やりたいことがあっても最悪10分あれば理屈上はできるのです。やり始めてしまえば少なくとも3分ぐらいはすぐ経ってしまいます。集中力が切れたら止めてしまうのでOKだと思います。

記録をつける

習慣を続けるのにもう1つ大事なのは見える化です。毎日自分がやったインプットの時間をスプレッドシートなどにメモすると、連続記録を途絶えないようにしようという意識が働きます。10日間連続記録が続いていれば11日目も勉強したくなるはずです。100日続けば101日目を続けたくなります。

2日連続でやらないのは絶対だめ

毎日インプットをするといっても、色々な事情で時間が取れない日もあるでしょう。ここで連続記録が途絶えてガッカリということもあります。そこでルールをちょっと緩めます。どうしても時間が取れない日が2日連続でそれが起こるということは稀です。1日空くのはOKとすると、継続は格段に簡単になります。1日できなかった翌日は絶対に時間を作るように心がけるようになるので、自然と習慣を続けることができます。 このルールは多分 “Atomic Habits”という本で言われていたと思います。

朝一番にやる

いろいろな事情でできなくなることを防ぐ一番の方法は、一日の早い段階で終わらせてしまうことです。そのベストの方法は朝一番にやってしまうことです。家に帰ってきてからやるとなると、飲んで帰ってきたり、疲れてしまったり、色々な事情で時間を取れないことも多いでしょう。朝少し早く起きて、起きて最初にやることをインプットの時間にすると、時間が取れなくなることを防ぐことができます。