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2008/6/3

Mac OS XからWindows PCに戻ろうか?
自分のブログを見てみると、2006年10月にiMacを購入しているので、かれこれ1年半ほどMacを使っていることになる。同じ時期に会社支給のノートPCをMacBook Proに変えた。

最初しばらくMacの使い勝手に戸惑いを覚えたものの数ヶ月後にはそれに慣れたと思う。Windowsは会社の机にあるがほんの少ししか使っていない。それ以外はほぼフルで毎日Macを使っているが、ここのところMacに対する不満を多く感じるようになってきた。新しいPCを買おうかとも思うぐらいだ。そこでこのフラストレーションの原因を考えてみる事にする。

0. 虹色のボールがくるくる回るのが腹立たしい
あとから追加したのだが、これを見るとフラストレーションがたまる。アプリケーションが無反応になると出るのだけれど、これをほぼ毎日目にするし、強制終了以外に抜けるすべがないことも多々ある。

1. Firefoxが遅く調子が悪い。
OS Xが悪いわけではないのかも知れないが、Firefoxをしばらく動かしていると無反応になったり、動作が鈍くなる。Windows環境でも同じようなことが起こる気がするのだが、ここまで調子が悪くなりはしないように思う。Safariの動作はFirefoxに比べ軽快ではあるものの時々クラッシュすることもあり、不安定な感は否めない。flashなどのプラグインのブラウザへの統合が今一つだったりして、flashの埋め込まれたページのスクロールが見るに耐えないのも痛い。

2. ことえりの品質の問題
日本語IMEのことえりの出来が非常に悪く、日本語入力が苦痛。MacUIMを使って見ているものの、入力モードの切り替えが今一つ理解しづらく、毎回アルファベットからローマ字かな入力へ切り替える必要がある場合があってこれもうまくいかない。

3. USBの扱いがいまいち
これはスキャナ、ホイールマウス、デジカメ、GPSデバイス等々、何か接続するたびに問題にぶち当たる印象がある。うちのインストールでは、CanonのスキャナはPhotoshop Elementからしか使えない。USBで繋いだだけでは、つながっているのかどうか、認識されているのかどうかも分からない。ホイールマウスはスピードなどを調整しようとするとSteerMouseなどのシェアウェアを使わなければいけない。デジカメを接続すると、iPhotoが立ち上がってしまい、普通にUSBドライブとして見る事が簡単にはできない。そして、USB 2.0で接続されているデバイスからの読み込みが冗談のように遅い。そして、GarminのGPSのプラグインはほとんどうまく動かない。デバイスメーカーの責任だろうけれども、Mac用の接続環境が劣るがために、いちいち苦労しなければならないことに閉口する。

4. VMwareなどを動かすと簡単に重くなる
2GBのメインメモリでもVMwareで512MBぐらいの仮想マシンを動かすので手一杯。どうもディスクI/Oがボトルネックになっているようなのだが、ディスクまわりが貧弱なのか。

5. Finderの出来はExplorerより悪い
Finderでの操作で簡単にできないことが多い。CD-RやDVD-Rを焼く作業行程が直感的でない。

6. iPhoto, iTunesなどApple謹製のアプリケーションのファイルの扱いが嫌い
iPhotoやiTunesなどのアプリケーションがファイルを自分の管理下に置こうとするのが僕は好きではない。勝手に変なところにコピーしないでほしい。

7. しばらく動かしっぱなしにしていると、だんだん調子が悪くなってくる。プロセスを見ている限り、ほとんど何も走っていなくてメモリに空き領域もあるのに新規に起動したFirefoxなどが最初から鈍重だったりする。再起動すると元に戻る。これではWindowsと一緒じゃん。

8. ある作業をするためのフリーウェアをいちいち探す必要がある。
出来はそこそこなのだけれど、Windowsの方にはとても出来のいいフリーウェアがあったりしてMacのそれはいまいちだったりする。GPXハンドリングなど。

9. 全般にOS XはPCより同じハードウェアでも相当遅いような気がする。3年落ちのシングルコアのWindows XPマシンと、1.5年のデュアルコアのiMacで受ける印象はOS Xで待たされることが多いように思う。もっさりした感じがMacにはある。

10. UNIX環境を使うかと思ったんだけど意外と使わない。
しかもLinuxと違うところがたくさんあって、また方言を覚えなければならない。仮想マシンが手軽になってきたことを考えるとWindows+Linux仮想マシンの方がストレート。


MacBook proを使っている上での苦情は、

1. Wireless接続が不安定:一回つながってしまえば大丈夫だけれど、wirelessの基地局間を移動すると、信号は拾っているのにネットに出られない問題が起こることが多い。

2. スリープから戻ってこないことがよくある。蓋を何度か閉めたり開けたりすると直る場合もある。

3. カーネルパニックを頻繁に起こす:wireless、スリープ、外部モニタ出力を使うと1、2日に一回ぐらいはカーネルパニックを起こしてしまう。

4. 外部モニターへのコネクタにケーブルを接続しても、出力されないことがよくある。この場合、直す方法が見当たらない。


リストアップすると不満点は多々ある。Windowsを使っている時間がとても短い(会社に1台あるだけ)ので、長時間使えば同じような不満を感じるのかもしれないけれど、とくにMacBook Proで感じる不都合を考えてみるとMacが安定しているとは、口が裂けても言えない。

翻って、その会社のWindows XPマシンがBlue Screen of Deathを起こしたことは知る限り無い。Windowsは不安定だというのはXPになってからはそれほど感じない。

白いiMacは形としては素敵。Macを買ったというのはとても嬉しかった出来事だし、もっと速いマシン(Mac proとか?)に買い替えて解決するならそれもやってもいいかなと思う。しかし、不満のリストはハードウェアとは関係ないところにあるのではないか?UIとかアプリケーションの安定性とか。

iMacを1年半前に買った時にも感じた通り、ネットへの接続スピード、ブラウザのJavaScriptの実行速度、ディスクアクセス性能、日本語入力、キーボードとマウスの入力装置ぐらいがコンピューターの体感性能を決めてしまうのかもしれない。となると、MacからPCに移行してもそれほど苦労はないのかもなぁと思ってしまう。もしかしたら、これらの問題が解消したりしてハッピーになれるのでは、などと妄想してしまう。いや、しかしこれはきっと妄想だ。きっとどっちもどっちで、MacもWindowsもお粗末なのに違いない。Linuxにチャンス?でもこれも設定でハマって面倒だろうな…。

PCからMacへの移行記事はよくみるけれど、みんな満足しているのだろうか?逆の記事は少ないのだけれど、1つ見つけた。

  WindowsからMacに移行しようとして悪戦苦闘している人の話(小野和俊のブログ)

ここで挙げられている2つの問題(iPhotoとfinderの問題と、ブラウザの不安定さの問題)が同じなので、うちに限った問題ではないのでは、と思う。

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