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アメリカで転職
H1-Bビザでアメリカで働いている場合でも転職は可能です。ここにかかれている内容は自分が経験したことを元に2003年6月の時点の情報を元にしています。

注意書き: 私は弁護士でも税理士でもありませんので、ここに書いてある内容が正しいことは保証できません。最終的には専門家のアドバイスを受けご自身で判断してください。

仕事を探す

シリコンバレーは人脈がモノを言うところでもあります。以前一緒に働いた同僚などのいる会社に転職する場合はそちら経由で職を探すのがベストです。


シリコンバレーでは転職情報誌のようなものはないようです。特にソフトウェア・インターネットの求人はその企業のウェブサイトに定期的に掲示されていますので、どんな仕事があるのかはWebで調べるのが一番早いでしょう。「Job Openings」とか「Career」などのページにあります。

http://jobs.yahoo.com/
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/browse/-/471008/102-1992805-0784922
http://www.ebaycareers.com/

小さな会社、たとえばレストラン予約サイトのOpentable.comも、こんな感じで求人がでています。

他にはHotJobsなどのオンライン求人情報サイトや地元のClaigslistを使ってもよいかもしれません。Googleなどの大企業も求人広告を出しています。

就職活動(1) レジュメの準備

興味のある仕事が見つかったら、まずレジュメ(履歴書)を書きます。日本の履歴書と違って、学歴よりも職歴が重視して書きます。

職歴は、どこの会社でどんなことをやったかを詳細に書きます。具体的な名称は出す必要はありませんが、どんなプロジェクトでとの部分を担当したかなどを書きます。自分が使えるプログラミング言語や技術や資格なども書きます。

学歴に関しては大学以降の学位を書きます。連絡先の電話番号やEメールは必要ですが、生年月日や証明写真、趣味などは不要です。

レジュメはHTML,PDF,Wordなどの形式としておくと良いと思います。テキスト形式だと少々見劣りしてしまいます。レジュメが出来たら、メールなどで応募します。

就職活動(2) 電話で面接

大抵の企業は、レジュメを見て書類選考を行い、それをクリアした人に対して電話でインタビュー(面接)を行います。ソフトウェアエンジニア職の場合、過去の職歴に対しての質問をされたり、簡単なアルゴリズムの問題が出させるので、それに答えられればOKです。大体の時間は30分〜45分ぐらいで、通常は面接官は一人です。

就職活動(3) 面接

電話面接を通過すると今度はオフィスに呼ばれて面接になります。通常、平日の昼間にあり、3人〜6人ぐらいの面接官と1対1で順番に30〜45分間の面接をすることになりますので、今勤めている会社は休まなければなりません。バレないようにうまく休みましょう。

面接内容は電話面接と同じようなものですが、ホワイトボードを使って出された問題に大してロジックの説明をしたりする形式の面接が多いようです。ツリー操作、ハッシュ、行列計算など、大学で習うようなものを押さえておくことが重要です。また、言語としてはC++やJavaで簡単なクラスがさっとかけるぐらいにはしておいた方がよいでしょう。何でもかんでもスクリプト言語でやるのは嫌われます。

実際にオフィスに出向く面接は通常1回ですが、2度ある場合もあります。面接が終わると、面接官は応募者に対する評価をし、全員の面接官の評価を総合して、採用かどうかが決まります。

採用通知

会社側が採用を決定すると、まず電話連絡があります。そして、給与やその他の報酬についての条件が提示されます。オファーを受け入れるかどうか考える猶予期間は1週間ほどあります。ここでごねると条件が上がるかもしれませんが、どうなるかは不明です。

オファーを受けることを決めたら、連絡を取ってオフィスに出向きます。会社側は正式なオファーレターを用意しているはずですので、条件を確認したあとサインします。この時、いつから働きはじめるか決めておく必要があります。

ここでビザの問題が出てきます。H1-Bビザで働いている場合、転職にあわせてビザのスポンサー企業の変更をする必要が出てきます。サインする前にその手続きをちゃんとやってくれることを確認しておきましょう。また、サインしたら、すぐにビザのスポンサー変更の手続きを開始します。

ビザの切り替え

2000年に決まった新しい法律で、H1-Bビザの外国人が新しいスポンサー企業で働くためには、そのビザ変更の申請をBCISに提出すればよいことになっています。解釈は弁護士によって多少ずれますが、BCISにビザの変更申請を提出すると、receiptが受け取れるので、それをもって働いてもよいと考えるのが妥当だと言われています。大体書類の準備から提出して受理されるまでに1ヶ月から1ヶ月半ぐらいかかると思えばよいでしょう。

この方式でビザの切り替え申請をするには、申請時点で前の雇用主の元で働いている必要があります。この証明は、一番最近の給与明細のコピーを提出することで確認しているようです。ビザ申請が受理されるまでは前の雇用主の元で働いていなければなりません。

ビザの変更申請は必ず認められるとは限りません。ビザ変更申請が却下されてしまった場合には、その時点で働けなくなるので、日本に帰らなければならないリスクがあります。

この部分はビザに絡み、ミスをするとかなり痛い目にあうので、新しい雇用先の弁護士に相談してください。

退職の告知

ビザの切り替え申請に目途が立ったら現在の雇用主に対して辞めることを伝える必要があります。通常、辞める場合には2週間前に連絡する必要があります(会社の就業規則を参照してください)。それよりも早く連絡しても良いかもしれませんが特に必要はありません。日本と違って辞めるといってから働き続けるということはあまりありません。会社によって違いはあるかもしれませんが、マネージャーに口頭で伝えた後、電子メールで辞める意志を書けばよいとのことでした。

引継ぎ

自分のやっている仕事を引き継ぐ必要があるのは、アメリカも日本も同じです。2週間を使ってうまく引き継ぎをしましょう。

最終日

最終日にはExit interviewと呼ばれる話し合いがあります。辞めた後の各種福利厚生(benefit)の説明、401kやオプションに取り扱いなどについての説明とともに、会社に対してコメントを求められます。今後社員が辞めないように会社を良くするためのフィードバックとなります。いくつかの書類にサインする必要があるかもしれません。最後に会社から支給されたバッジやノートPCなどを返却し、私物をまとめて帰ればおしまいです。

福利厚生の取り扱い 401kなど

会社によって違うかもしれませんが、健康保険、歯科保険、眼の保険などは月末まで有効です。また、COBRAという政府か州が決めているシステムによって、一定額を払えば数ヶ月間その保険をキープできます。転職の場合はすぐに新しい会社で保険に加入することになりますので、月末までの保険があれば大丈夫でしょう。

401kは一定額の積立金が貯まっていれば、そのまま放置しておくこともできます。通常は複数の401kを扱うのは面倒なので、新しい会社の401kプランに加入し、前の会社の積立金を移します。これを401kのrolloverといいます。各証券会社にはその説明がありますのでそれを一読しておくと良いでしょう。間違いなく手続きを行えば、ペナルティー課税をされることはありません。

消費していない有給休暇や自社株購入のための積立金はお金に換算して払い戻されます。有給はなくならないことを確認しましょう。

ストックオプションは通常退社から1ヶ月〜3ヶ月以内に行使しない場合、権利を喪失してしまいます。最終日に説明があるはずなので忘れずに行使しておきましょう。

前の会社には、住所および連絡先を伝えておきます。少なくとも、転職した年の税金のための書類(W-2)を翌年1月に前の会社から送ってもらう必要があります。よって、その書類を貰うまでは少なくとも伝えておかないと自分も困ります。引越しをする場合には、ちゃんと住所変更を連絡しておきましょう。また、前の会社の担当者の連絡先も聞いておきましょう。

















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