鼻 
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昨夜は、「鼻」を読みました。夏目漱石が激賞したと書いてありましたがなるほど、ちょっとすごい。僕は「羅生門」より「鼻」の方がインパクトが強かった気がします。

芥川龍之介の作品を2つ続けて読んでみた感想は、「人の生き方」をテーマにしていることで、さらにいうと、押し付けのような明確なメッセージがあるわけではなく、こんなのもあるよ。というような提示に見える。そして、その提示もあからさまではないところに、よさがあるように思えた。

それにしても、芥川龍之介の文体ってちょっと不思議。ふと頭の中で音読してみると、とても読みにくい。目を滑らせていくと読みやすいのに。句点の打ち方に特徴があるように思います。大江健三郎ほどトリッキーじゃないけれど。

2000/06/21

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