鬼平犯科帳 
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時代物の小説はほとんど読んでいないのだが、ひょんなことで「鬼平犯科帳」を読んでみた。ちなみに「鬼平犯科帳」をテレビで見たことはない。

感想はとても不思議だ。つまらないわけではない。でも物足りないと感じるのも事実。

意識していなくても水戸黄門の筋は誰でも知っている。 時代劇を好きでないまでも、大人になるまでに大体の雰囲気は誰でも知っているはずだ。 そのせいか、「鬼平犯科帳」の風景は、かなり細かく想像できるし、それは時代劇のシーンそのものである。

主人公、長谷川平蔵の性格付けははっきりされているのだが、どうもドラマのヒーローにしか思えない。そんなわけで、なんとなく暇つぶしに読むなら展開も面白いしいいのだろうけれども、感銘を受けるというようなところがないので、感想文を書くと今ひとつの評価になってしまう。

2003/10

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