羅生門 
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昨日読んだのは、芥川龍之介「羅生門」。短編だったこともあって、10分ほどで読み終わったように思います。

たしか、これは受験勉強の頃に読んだ気が。あるいは、教科書か。話自体もハッキリ覚えていました。

あの独特の暗さのある世界。そして、突然現れる英単語といい、あの時代の作家にしてはかなり衝撃的な書き口のように思いました。ただ、三島由紀夫の作品を読んだ時にうける綺麗さに対する驚きとは違って、文体ではなくて、他の何かが他の作家と違う感じがしたのでした。

今まで本を読んでいて、多くの作品が作家の主張を登場人物に代弁させているのが分かるのだけれども、これは何を言わんとしているのか、今ひとつはっきりしませんでした。

短編なこともあるのだろうけれども、無駄な描写がなく、ミニマルに表現されている、それでいて、不足していることもないという実にうまく出来ている作品だと感じました。

何度か読めば表面からは見えない何かが見つかるのかもしれません。

  • 芥川龍之介 「

(2001/06/20)

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