悪意
東野圭吾の推理小説。
殺人事件が冒頭で起こるのだが、殺人のトリックを暴くのが主題ではなく、むしろなぜ犯人が被害者を殺したかという真の動機を突き止めるのが主題だ。
そのため、事件自体は序盤の3章で解決し、真犯人が捕まる。それなりに納得できる説明がなされるが、ではなぜ半分以上残っているのか?という疑問が湧いてくる。それをうまい形で二転三転させながら読者を導いていく。
面白いといえば面白いのだが、推理小説好きでなければ、それほどのめりこめないようにも思えた。確かに先が知りたくて読むのを止めるのが難しいのだが、読み終わった満足感がやや足りなかった。
2003/07/12
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