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山月記
昨日読んだ「山月記」、あれこれ思い返してみればやっぱりどこかで読んだことがある。多分、部分的にだ。受験勉強の時に漢文として読んだような気がする。虎になった人物が、旧友と藪を隔てて会話するシーンを覚えている。

2つ目の弓の名人の話も、漢文的でなかなかよろしい。漢文の世界はとてもファンタジックだと思う。超常現象がごく自然に受け入れられている。

今は、その後に収録されている「弟子」というのを読んでいる。孔子とその弟子のお話。孔子の伝記みたいで面白い。

ただ、なんとなく中島さんの味というか解釈というようなものが見えない気がして、生の漢文を自分が読み下しているような感覚がある。それだけ自然なのかもしれないけれど、ちょっと物足りないかなぁ。
(2000/06/15)

(追記)
と書いたがlこの山月記は漢文スタイルを採った中島さんのオリジナルストーリーらしい。ということで自然に感じるのは至極当然のことだったわけだ。

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