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天空の蜂
久しぶりに東野圭吾作品を読んだ。今回の「天空の蜂」は、新型ヘリコプターを奪った犯人が原発停止を要求し、高速増殖炉にヘリを落とすという犯人に対峙する話。

まるで映画化が想定されているような物語展開。いってしまえば、ちょっと大袈裟でドラマチックな演出がされているように思う。

量は多く読むのも楽しいが、量を考えてみるとどの部分の登場人物もちゃんと役割があり、それぞれの性格付けもしっかり行われているのは立派。ミステリーとしての比重よりも、人間ドラマを描く舞台にミステリーが使われているような感じだ。

原発問題に触れつつも、あからさまに警鐘をならすタイプの読み物でもないので、嫌味が無い。

値段に見合う読み物だと思う。

(2006/12/20)

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