バカの壁 
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この本を借り読んだので、否定的コメントを載せるのも何なのだが、まあ仕方が無い。まったく良いと思わなかったので短めにしておこう。

ここまでひどい本も珍しい。若者問題や宗教対立等を極端な単純化した理屈で説明しているのだが、あまりに強引すぎて無茶苦茶だ。が、この極端な単純化がウケたのだろうか?そしてタイトルとの関連も今ひとつわからない。ドラッガーの著作を読んだの時にも感じたことだが、口述筆記を元にした本は本としては中身が薄い感じを受ける。言葉の積み重ねによる著者の主張の重みが口述筆記からは感じられないからだ。

この本はほんの数時間で読めるが、読む必要はないと思う。しかし、この本がなぜ200万部を超えるような売れ行きを見せたのかを考える方が面白いかもしれない。マーケティングなくしてこの内容で200万部を超えることはあり得ない。

「バカの壁」 養老猛司 新潮新書 2003

(2004/04/12)

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